ホーム脳のしくみで育てようことばの力は、人とつながる力。 ことばの力は、人とつながる力。By HEARTSHEART Labo / 2025年7月8日 「ことばをたくさん覚えさせれば、頭がよくなる」かつての私は、そう思っていた時期がありました。確かに、語彙は大切です。でも――ことばは、ただの“知識”じゃない。それは、人と心を通わせるための“橋”なのです。子どもが「うれしい」「こわい」「いやだった」と言えるようになると、その瞬間、世界はぐっと広がります。自分の気持ちが言えるから、人に理解される。相手の気持ちを知ろうとするから、優しくなれる。この“ことばの力”を支えているのが、脳の社会的な回路です。前頭前野、ミラーニューロン、島皮質(共感や感情処理)……ことばは脳の「人とつながるための部位」と一緒に育っていくのです。だから私は、子どもと話すとき、こう心がけています。「何を言わせるか」ではなく、「どんな気持ちがそこにあるか」を一緒に見つける会話をすること。絵本を読んだあと、「どう思った?」ケンカしたあと、「どんな気持ちだった?」そのひと言の積み重ねが、ことばを“通じる力”へと育ててくれるのです。子どもの口から出ることばは、心の奥にある世界を、外に出すための小さな手紙。その声に耳を澄ませることが、親にできるいちばんの応援かもしれません。 ことばは、ただ覚えるものではなく、「心をつなぐ道具」。その本質は、大人になっても変わりません。むしろ社会に出れば出るほど――「伝える力」「汲み取る力」「対話する力」が問われる場面は増えていきます。では、どうすれば人の心を動かす“ことば”を使えるようになるのでしょうか?そのヒントは、脳のしくみを知り、AIの時代に合った対話力を育てることにあります。「感情」「共感」「想像力」――そうした力を、ストーリーを通じて磨いていく。そんな、新しい学びの場をご用意しました。\くわしくはこちらからご覧ください/ 社会人のための「脳とAIを理解し、ストーリー創作でビジネスAI対話力を磨くオンライン講座」