分身AI

話し方を似せるAIから、判断の背景を受け継ぐAIへ 。

― Personal AI Twin

分身AIとは何か -個人・組織-

分身AIは、話し方や表面的な人格を似せるだけのAIではありません。

HEARTSHEARTが重視するのは、
その人や組織が、何を大切にし、どのような経験から、なぜ、その判断をしてきたのか。
という「判断の背景」です。

その経験や判断を知として残し、新しい状況で考えるために活かす。
分身AIは、人や組織の経験を未来の判断へつなぐAIです。

― Our Approach

判断の背景を構造化するDS理論

分身AIの基盤にはDS理論があります。

表面的な人物像ではなく、判断の背景を理解することを重視します。

― Knowledge Architecture

判断を、AIが参照できる知へ

一般的な記録は、「何が起きたか」「何をしたか」を中心に残します。
しかし、分身AIに必要なのは結果だけではありません。
判断の結果だけでなく、その背景まで残し蓄積していきます。

HEARTSHEART 知基盤(一般的にはVaultと呼ばれる)は、経験・判断・知恵を、AIが参照できる形で保持するための「記憶アーキテクチャ」です。
単なるデータ保存ではなく、人や組織の知を、将来も活用できる資産として残すことを目指します。

―  Human Insight

AIに人を理解させる前に、人が人を理解する

分身AIづくりは、人や組織が自らの経験や判断を見直す機会でもあります。

・何を大切にしてきたのか。
・なぜ、その判断に至ったのか。
・どんな経験が、その背景にあるのか。

そうした理解が深まることで、知はその場限りで終わらず、次の人や次の判断に活かせる形になります。

DS理論を取り入れた分身AIは、DSを基にした「判断知」を取り入れ、人の経験と判断を未来へつなぐAIです。

― Ethics & Governance

分身AIの倫理とガバナンス

分身AIは、人や組織の知・判断を扱うため、技術的な精度だけでなく、確認・訂正・停止、権限管理まで含めた設計が不可欠です。そのため、HEARTSHEART Laboでは、分身AIの研究・実装とあわせて、倫理・ガバナンスの原則を定めています。

なお、分身AIは、個人だけでなく、組織に蓄積された知識・経験・判断基準を活用する『組織版分身AI』へも展開できます。組織版の詳細な運用・ガバナンスについては法人向けサイトでご案内しています。

本サービスは、ご本人またはご遺族等からお預かりした対話記録、文書、映像、音声、写真、経験記録、判断基準等をもとに、AIが「その方らしい応答」を生成するサービスです。
生成される応答、音声、映像等は、ご本人そのものではありません。保存・確認された情報を参照しながら、AIが生成するものです。

第1条 本人そのものではないことの明示

本サービスで生成される音声、映像、文章、応答等は、実在する、または実在した方の人格、意思、意識そのものではなく、AIによって生成された再現であることを、利用者が認識できる形で明示します。分身AIの応答を、ご本人が現在その場で発言しているもの、または故人が現在意思表示しているものとして扱うことはできません。

第2条 本人の意思と同意

ご本人がご存命の場合、Vaultの作成、保存する情報の内容、利用目的、利用範囲、利用者、分身AIとしての利用方法等について、ご本人の理解と同意を確認したうえでサービスを開始します。ご本人は、可能な範囲で、登録内容の確認、訂正、追加、利用範囲の変更、利用停止等を求めることができます。

第3条 本人確認とAIによる推定の区別

AIが対話や記録から生成した推定、仮説、整理結果等は、ご本人による確認を経るまでは、ご本人の意思、価値観、判断基準または事実として確定しません。本人が明示した情報、本人が確認した情報、過去記録から得られた情報、AIが生成した仮説は、可能な範囲で区別して取り扱います。

第4条 死後利用と利用権限

ご本人が亡くなられた後の利用については、遺言、生前の意思表示、契約その他あらかじめ定められた方法に基づき、利用できる方および利用範囲を定めます。生前に利用範囲や利用者が指定されている場合は、その意思を優先します。本人の意思が確認できない場合には、権利関係、契約内容その他必要な条件を確認したうえで利用の可否を判断します。

第5条 答えない領域と人への引き継ぎ

本サービスは、すべての質問に回答することを目的とするものではありません。保存された情報だけでは判断できない場合、本人の意思として回答することが適切でない場合、専門的または重要な判断を必要とする場合には、断定的な回答を行わず、「この内容についてはAIとしてお答えできません」「この先はご本人、ご家族、関係者等による判断が必要です」等の形で回答を控えることがあります。

本サービスは、ご利用者の内面状態を確定的に判定することを目的としたものではありません。

第6条 法的判断への利用制限

相続、遺産分割、契約、遺言の解釈、権利義務その他の法的判断について、本サービスの応答を、ご本人または故人の法的な意思表示や、法的判断の根拠として利用することはできません。重要な法的判断については、関係者および必要な専門家による確認を前提とします。

第7条 財産に関する助言の制限

本サービスは、財産の分配方法、金額、売買、投資、贈与その他の具体的な財産上の意思決定を代わって行うものではありません。保存された記録に基づく所在確認、過去の事実確認等に回答できる場合がありますが、財産に関する新たな意思決定を、ご本人または故人に代わって生成することはありません。

第8条 本人らしさと現在の意思の区別

分身AIは、過去に確認された記録、価値観、経験、判断基準等を参照して「その方ならどのように考える可能性があるか」を示すことがあります。ただし、それは現在のご本人の意思そのものを保証するものではありません。人の考え方や価値観は時間とともに変化するため、ご本人がご存命の場合は、可能な限り現在の意思確認と更新を優先します。

第9条 安全な利用のための制限

利用状況、利用目的、権限関係、情報管理その他の事情から、安全かつ適切なサービス提供の継続が困難であると判断した場合には、利用の全部または一部を一時的に制限または停止することがあります。これは、ご利用者の心理状態をAIが確定的に診断することを意味するものではありません。

第10条 記録と更新

分身AIは、一度作成して完成するものではありません。ご本人がご存命の場合には、本人による確認、訂正、新しい経験や判断を反映することがあります。過去の記録だけを固定的に本人らしさとして扱わず、確認可能な情報をもとに継続的に更新することを原則とします。

なお、研究面での安全保障・誤用防止に関する方針については、研究・技術連携ページに掲載する「研究倫理と安全保障に関する方針」をあわせてご参照ください。

― Applications

分身AIは、法人と個人、それぞれ異なる形で実装されます

For Organizations

法人の方へ

経営判断、技術継承、事業承継、人材育成、組織文化の継承などに活用できます。

For Individuals

個人の方へ

自分自身の経験や判断を振り返り、AIとの対話や将来の知識継承に活かすことができます。

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