朝起きて、おはよう。
昨日できなかったことが、今日できるようになっていたりする。
子どもの成長って、本当に不思議です。
実はそれ、脳の“可塑性(かそせい)”の力なんです。
可塑性とは、簡単にいえば――
経験によって、脳のかたちや回路が変わる性質のこと。
そして、この可塑性が、幼少期から思春期にかけてもっとも高くなると言われています。
だからこそ、
遊んだことも、話したことも、泣いたことも、笑ったことも、
その一つひとつが、子どもの脳そのものを“つくっている”のです。
「まだ小さいからわからないでしょ」
そんなふうに思っていた時期が、私にもありました。
でも今は違います。
たとえば――
一緒に自然にふれる体験。
やさしい言葉をかけた日。
失敗した子どもを受けとめてあげた時間。
それらすべてが、
「世界は安心できる場所」
「私は何かをやってみたい存在だ」
そんな感覚を、脳の奥に少しずつ育てているのです。
逆に言えば、怒鳴られすぎたり、責められすぎたりすれば、
「自分はダメなんだ」「失敗すると怖いことが起きる」
という回路が、脳の中に刻まれていくこともある――
可塑性が高いということは、壊れやすいということではなく、
変われる力が強いということ。
だからこそ、やさしさは「効く」し、希望は「届く」。
今日も、子どもの脳は静かに変わりつづけています。
どんなふうに育っていくか――
それを少しだけ意識しながら、明日も一緒に歩んでいけたら、素敵ですね。
子どもの脳は、毎日のやさしい言葉や経験で形作られ、希望に満ちた回路を育てます。
この可塑性の力は、大人の私たちにもまだ残っていて、ビジネスでの成長を後押ししてくれます。
AI時代に求められるのは、脳科学に基づくストーリーで相手の心をつかみ、信頼を築く対話力です。
