ホーム脳のクセシリーズスーパーでどれ買うか迷いすぎて疲れた日 スーパーでどれ買うか迷いすぎて疲れた日By HEARTSHEART Labo / 2025年7月10日 夕方のスーパーで、私は立ち尽くしていた。「このヨーグルト、3個で○円……」「でもこっちは、1個あたりだと安い……けど味は……」脳内で小さな計算と比較を繰り返しながら、気づけば10分以上、冷蔵コーナーの前でにらめっこしていた。ようやく決めて、レジを済ませて、帰宅。「は〜〜〜……」と座り込んで、思わずため息。夕飯づくりに取りかかる気力が、なぜかゼロになっていた。その日わかったのは、「選ぶ」という行為は、想像以上に脳を疲れさせるということ。人間の脳は、決断をするたびに少しずつエネルギーを消費している。しかも、それが些細なことであっても、量が多くなるほど“判断する力”が削られていってしまう。朝からいくつものタスクをこなし、メールの返信、予定の調整、次の行動の選択……そのうえで夕方に「どのヨーグルトが正解か」まで真剣に考えていたら、そりゃあ疲れて当然だった。それ以来、私はちょっとだけルールを決めた。「疲れているときは、迷わず“いつものやつ”」スーパーでは思考よりリズム優先。判断力を使う場面は、なるべく昼までに。“節約”も大事だけど、“決断エネルギー”の節約も、意外と心と体のバランスを保つカギかもしれない。今では、スーパーでの判断に悩んだとき、私はこう自分に言っている。「それ、もう今日は考えなくていいよ」 と。 朝の服選びで疲れる――それは意志薄弱ではなく、脳の燃料切れ。HEARTSHEART Laboのプログラムでは、こうした脳のクセや仕組みを理解することからスタートし、AIを“脳の専門家”として活用するユニークな学び方を取り入れています。脳は、人の感情・行動・思考を支える土台であり、同時に、あらゆる学問・ビジネス・芸術・文化を生み出す「知の源泉」です。この“脳を起点としたAI活用”こそが、HEARTSHEART Laboの最大の特徴です。 「脳とAIを理解し、ストーリー創作でビジネスAI対話力を磨くオンライン講座」